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Channel: 教育・心理 –名古屋大学出版会
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公立大学の誕生

書籍の内容 大学と地域の関係はいかにあるべきか。初の公立大学である大阪医科大学の学長、佐多愛彦の大学論に着目し、公立大学理念の形成過程と内実を解明。大学令の成立経緯を考察するとともに、各地での公立大学設立への動きを周到にたどり、近年急増した公立大学を根源から見つめ直す。 担当者より...

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「ボランティア」 の誕生と終焉

書籍の内容 「善意」と「冷笑」の狭間で —— 。人々を社会参加へと枠づける言葉は、どのような政治的・社会的文脈で生まれ、いかなる帰結をもたらしてきたのか。その言葉がまとう形はどのように作動するのか。動員モデルと意味論分析を介して日本におけるボランティア言説の展開をたどり、参加型市民社会のあり方を鋭く問いなおす。シニシズムを脱することはできるのか。 書籍の目次 序 章...

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現代日本の少年院教育

書籍の内容 少年院ではどのような教育が行われ、少年の更生にどのように役立っているのか? 現場で工夫や改善を重ねることで独自の発展をとげてきた日本の少年院での教育実践を、本格的なフィールド調査を通して、教育学・社会学の視点から多面的に分析、従来のイメージを一新する画期的な研究。 執筆者一覧 執筆者一覧はこちら 書籍の目次 (カッコ内は執筆者名) はじめに (後藤弘子) 調査結果の提示方法とその凡例...

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教育と学びの心理学

書籍の内容 ときどきの政策や潮流に左右されない、教育心理のもっともベーシックな知識とは何か。「教える-学ぶ」 関係の心理を丁寧に解説し、基礎の確実なマスターを通じて応用力を養うことを目指す。教員・子どもをめぐる環境変化を超えて、その発達支援を支える知恵の詰まった信頼のテキスト。 執筆者一覧 執筆者一覧はこちら 書籍の目次 序 章 教育のための心理学      1 「教える-学ぶ」 喜び      2...

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統合ヨーロッパの市民性教育

書籍の内容 統合の進展とともに動揺する欧州。移民は増大し、ポスト国民国家の社会像も今なお明確ではない。排外主義や 「帝国」 化を回避しつつ、一国で完結しない民主主義をどのように発展させていくのか。シティズンシップ教育に託された困難な課題への挑戦と、歴史を背負った多様な姿を明らかにする。 執筆者一覧 (執筆順、*は編者) *近藤孝弘   (序章、第6章)   坂本 昭    (第1章)   園山大祐...

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アメリカ研究大学の大学院

書籍の内容 研究者・専門職双方の輩出で世界をリードするアメリカの高等教育は、どのように支えられているのか。大学院を動かす仕組みとお金の実態を、インタビュー調査や文献から見通しよく整理。その多様性に富んだあり方を初めてトータルに解き明かす待望の書。 書籍の目次 はじめに   第Ⅰ部 本書の枠組み 序 章 多様な大学院教育の基盤を探る      1 問題意識・目的・課題      2 研究の枠組み...

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無意識という物語

書籍の内容 重なりあう科学とフィクション ——。フロイト精神分析や 「無意識」 の受容は、日本における 「心」 の認識をどのように変化させたのか。民俗的な霊魂観と近代的な心身観がせめぎあう転換期を捉え、催眠術の流行や文学における表象をも取り上げつつ、「無意識」 が紡ぎ出した物語をあとづける 「心」 の文化史。 書籍の目次 はじめに   第Ⅰ部 「無意識」 の時代 第1章 「霊」 から 「無意識」 へ...

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養護教諭の社会学

書籍の内容 問題を抱えたこどもたちの避難所として、がんばりつづける 「保健の先生」。それにしてもなぜこんなに苦しいのか。性暴力にあった生徒の問題に向き合わざるをえなくなった著者が、養護教諭の 「無力さ」 の歴史的・社会的な由来を徹底的に探究・解剖した果てに、たどりついた答えとは。次世代にむけたあり方の再定義へといたる希望の書。 書籍の目次 序 章 養護教諭という存在を研究する      1...

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英語化するアジア

書籍の内容 英語支配論をこえて、ポストコロニアルな現場から ——。中心国によるグローバル支配の道具といった単純化された見方をしりぞけ、マルチエスニックなマレーシアでうみだされた高等教育モデルとその波及を通して、アジアの英語化の生きた姿を、変動する社会と地域の中でつぶさに捉えた力作。 書籍の目次 序 章 英語化するアジア        —— 英語化論・トランスナショナルな高等教育・ポスト複合社会...

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教育と学びの原理

書籍の内容 グローバル社会を生きるための課題対応力を育み、子どもたちの学びを生み出す教育の新たな姿とは。教育にできることを見きわめ、「教える-学ぶ」 関係の可能性を、学びを中心にとらえ直してやさしく解説。社会や制度を知り、子どもとよりよく向き合うための、叡智あふれるテキスト。 執筆者一覧 (執筆順、*は編者) *早川 操   (序章、第1章)    長谷川哲也 (第8章)   伊藤博美...

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日本の産業教育

書籍の内容 「実践的で役に立つ」 教育を、歴史の中から問い直す ——。西洋に範を取ることから始まった近代産業教育の歩みを、女子教育や地方の観点も含め一望。とりわけ教育家の思想や実践に着目し、学校の果たしてきた役割に光を当てる。現代の産業社会が抱える教育課題の解決のために必読の書。 書籍の目次 序 章 産業教育学へのプレリュード      1 先行研究の到達点      2 歴史に潜む教育の論理...

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新制大学の誕生 【下巻】

書籍の内容 旧帝大から師範学校、専門学校まで、「遺産」 の多寡も教育機関としての質も異なる学校に一斉に実施された終戦後の 「大学」 化。不完全さを残しつつも実現された改革は、何を成し、何を成しそこねたのか。現代のマス高等教育の礎をなした転換点に立ち戻り、問題の所在を歴史から問い直す。 『新制大学の誕生』 上巻はこちら 書籍の目次 第5章 新制大学像の模索      1 教員養成と学芸大学...

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新制大学の誕生 【上巻】

書籍の内容 終戦後の混乱の中、200校以上が慌ただしく発足した新制大学。それは実に大転換だった。文部省やGHQ、諸学校関係者が議論・交渉し、戦前以来の改革構想やアメリカ式の高等教育モデルの間で揺れながら出発に漕ぎつけた困難な過程をたどり、日本のマス高等教育の原点を明らかにする。 『新制大学の誕生』 下巻はこちら 書籍の目次 プロローグ        新制大学の誕生 / 戦時・戦後の連続性 /...

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日本の技能形成

書籍の内容 なぜ日本で戦後に、柔軟に課題に対応できる大量の現業労働者たちが育っていたのか? 復興から高度成長への歩みを支えた現場の熟練形成の画期を、戦前以来の学校や工場での技能教育にたどり、徒弟制からの転換をもたらした若年労働者教育の決定的役割を鮮やかに描き出す。 書籍の目次 序 章 課題としての技能形成 —— 多能工養成の歴史的位相      はじめに      1 明治・大正期の技能形成...

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新版 変動社会の教師教育

書籍の内容 繰り返される制度改革を越えて ——。変化の激しい世界における教師の役割は 「やわらかい学校」 の実現として捉えられる。同僚と協働し学校全体の改善へと向かう実践や、その省察を通した能力向上を軸とする、ゆるぎない視座から日本の現実を見つめ、生涯にわたる多元的な 「教師教育」 を基礎づけた決定版。 書籍の目次 新版まえがき 序 章 「教師教育」 の捉え方        ——...

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政治教育の模索

書籍の内容 半歩先のモデルか ——。民主主義の拡大を支え劣化を押しとどめるために、世界各国で注目される「政治教育」。先駆的な16歳選挙権を導入したオーストリアにおいても試行錯誤が続く。ナショナリズムに動員された過去から、現在のコンピテンシー重視の教育や「民主主義工房」の挑戦まで、変容と深化を跡づける。 書籍の目次 はじめに —— 政治教育後発国への注目 第1章 国家市民教育の始まり     1...

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博士号のとり方[第6版]

書籍の内容 誰も教えてくれなかったガイドの決定版。技術マニュアルを超えて、博士号取得をその考え方から解説、論文の執筆計画から教師・学生のコミュニケーションにいたるまで、だれもが経験するプロセスへの対応をわかりやすく論じ、学生・教員から絶大な支持を集める世界的ベストセラー。 書籍の目次  第6版への序文 第1章 博士課程の学生になるということ     博士課程教育の性質     研究学生になる心理...

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〈概念工学〉宣言!

内 容 概念は、人類の幸福に深くかかわる人工物であり、概念工学とは、有用な概念を創造・改定する新たなフレームワークである。本書は基礎的な理論を提示するとともに、「心」「自由意志」「自己」などを例に実践的な議論を展開し、豊饒な学の誕生を告知する。 執筆者 (執筆順、*印は編者) *戸田山和久(はじめに、第1章、第7章) *唐沢かおり(はじめに、第2章、第6章)  橋本剛明 (第3章3-1)  鈴木貴之...

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質的研究の考え方

内 容 「量」では測れないものを科学的に考えるために ——。質的研究に関するさまざまな疑問・疑念に、ツボを押さえた説明や独自のモデルで答え、量的研究者も納得。認識論を起点に、研究を進めるうえで大切な考え方や質的データ分析手法SCATの使い方を解説する。人文・社会科学はもちろん医療等に携わる人にも最適の入門書。 目 次 細目次はこちら  はじめに  本書の著者の研究的背景   第Ⅰ部...

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新制大学の時代

内 容 戦前からの試みとGHQ占領下の大転換をへて到達した高等教育の新時代。だが、それは新たな模索の始まりだった。様々なアクターによる議論と交渉を通して、何が選ばれ、どのような問題が遺されたのか。現在の大学改革につながる課題の由来と制度の構造を歴史的に浮き彫りにする。 『新制大学の誕生』(上下巻) 目 次  凡 例 プロローグ        新制と旧制...

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